[ご注意] ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)にご注意ください。

以前より話題になっていたランサムウェア(身代金要求型ウイルス)ですが、ここ最近、その影響が目立つようになってきました。

ランサムウェアとは、ファイルをシステムを暗号化、端末をロックし、元に戻すことを引き換えに金銭(身代金)を要求するウィルスソフトウェアです。
もともと海外で多く発生していたのですが、近年では日本でも発生し、メッセージも日本語になっているなど、巧妙化しています。



□ ランサムウェアを防ぐ対策のポイント
基本的には、予防対処になります。

・不自然な物には触らない。
Webサイト、メールなどで感染するランサムウェアですが、不用意にメールの添付ファイルを開いたり、本文中のURLをクリックしてはいけません。
表示されているURLと実際にアクセするURLが偽装されている場合もあります。また、短縮URLで分かりにくくしている場合もあります。


・OSやソフトウェアの更新を行なう。
気づかないうちに侵入される場合もあります。OSやソフトウェアの脆弱性への対応は必要です。アップデートは速やかに行なう事が必要です。
Windowsであれば、Windows Updateを行ないましょう。


・セキュリティソフトは最新にする。
新たなランサムウェアだけではなく、各種ウィルスソフトウェアが生まれています。
セキュリティソフトを最新にし、常に脅威に対抗する必要があります。


・大切なデータはバックアップして保存する。
ウィルスだけではなく、機械的なトラブルなど、万一のために、無くなると困るようなデータは、バックアップを取ることをお勧め致します。
とくに、複数のドライブやメディアに保存することをオススメ致します。


・身代金を要求されても「支払わない」
ランサムウェアに感染し、身代金を要求されたとしても、金銭を支払うべきではありません。
お金を払ってもファイルが元に戻る可能性は低いためです。逆に、より多くのお金を要求されたり、さらなる詐欺などの標的になることが考えられます。
「相手は、貴方を標的とし人質を取りながら金銭を要求しているのに、貴方はその人を信じることができますか。」


恐怖心をあおり、金銭をだまし取ろうとする悪質なランサムウェアですが、攻撃の手口をしり、対策をすることで被害を防ぐこともできます。
日々注意することで、ランサムウェアだけではなく、各種ウイルスや詐欺行為に対して、対策することが出来ます。

参考:悪質なランサムウェアの被害を防ぐには(トレンドマイクロ)
参考:世界中で感染が拡大中のランサムウェアに悪用されているMicrosoft製品の脆弱性対策について(IPA)


2017.05.15

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