牛乳が余っているそうです : ういすぷの記録帳

　最近のニュースでで牛乳が余り、廃棄処分をしているとのことです。

　先日、打ち合わせのためにJR札幌駅を利用したのですが、人だかりが出来ていたので何かと思っていると、250mlの牛乳を無料配布しておりました。タダでもらえると思って集まっているのですが、後日分かった話だと、バターなども配っていたようです。また、マスコミも何社か取材をしていました。

　今回の牛乳や乳製品の無料配布ですが、牛乳の過剰生産になったとのことです。廃棄するならば、配布しようとの考えで、牛乳の消費量もあげる狙いがあると思います。しかし、この裏では、牛乳生産者（酪農家）の方々が牛乳の加工品であるバターやチーズを自腹で購入しているとのこと。
　廃棄するのはもったいないですが、生産者に買わせることで生産調整を行うのはどうかと思いますね。
　一時期は生産量を上げろといわれ、今度は下げろと言われる。国は人と食料で成り立つと思うのだが、一体どうするつもりでいるんでしょうね。この前は野菜を廃棄し、その後天候の悪化で野菜が採れず値段も高くなるなど食料について無頓着な気がものすごくします。
　食料自給率の低い日本、もし食糧危機になったらどうするつもりなんでしょうか。

　食べ物は生命活動の上で大切なもの。一番改革を行わないといけないのはここではないでしょうか。