Windows DOSまどでFTPのメモ
2012.07.29
WindowsのコマンドプロンプトでFTPをする際のメモをします。
特別ソフトウェアも必要がありません。標準についている、「メモ帳」だけあればOKの、お手軽な物です。
複数のサーバや定期的な処理は、GUIインターフェースより、CUIによるバッチファイル等を用意すると、大幅に手間を省くことができます。
今回は、Windows上で動くことを前提としています。Windowsで簡単に実行するためにバッチファイル(.bat)を作成します。
必要なファイルは、実行用バッチファイルとコマンドが書かれたファイルの2つです。
1)まず以下の様に、FTPのコマンドを呼び出すバッチファイルを作成します。
ファイル名は「
_ftp.bat」として保存しています。
set AccessLog="ftp_access.log"
ftp -s:_ftp_command.txt >> %AccessLog%
2)2つ目は、FTPのコマンドを書いたファイルです。
こちらは、「
_ftp_command.txt」として保存しています。
※ 注意点として、FTPのパスワードを素で書いていますので、取扱いにご注意下さい。
※ [〜]の部分を、それぞれ書き換えて下さい。
open [ホスト名(サーバ名)]
[UserName]
[Password]
binary
prompt
get [ダウンロードするファイル名]
bye
今回は、バイナリモードで1つのファイルをダウンロードする設定ですが、複数のファイルを指定したり、ワイルドカード(*)を利用することも出来ます。
コマンドは、こちらの「
FTPコマンドでファイル転送(ASH)」に公開されています。
FTPは、「File Transfer Protocol」といわれるように、ファイルを扱うプロトコルとなります。そのためディレクトリを指定して、まとめてダウンロードしたり、アップロードすることはできません。
ディレクトリを指定してファイル転送を行なう場合には、それ専用のソフトウェアが必要となります。
□ ダウンロード
・
FTP用バッチファイル
・
FTPコマンド用テキスト
ご参考まで。