素直じゃないのかな、私。「24時間テレビについて」
2006.08.27
今年も、26日と27日にかけて「24時間テレビ」をやっていたのですが、何を目的にしているか理解できません。
私がひねくれているだけなのかもしれませんが、障害を持つ人や境遇にいる人々がダラダラと電波に乗せられています。それとあのマラソン、何の意味があるのかもわからない。
この番組が24時間行った際の経費はどうなっているのだろうか。
人件費、光熱費、飲食費、その他もろもろの諸経費は、いくらになるのだろうか。また、今まで集めたお金は1円まで明確に掲示されるのだろうか。出演者は、ボランティアで行っているのだろうか。
私があまり関心を持たないからなのかもしれないが、集まった金額と使った場所は放送されるが、「どこにどれだけ、いくらの金額を使ったか」を一覧にしていない気がする。もしやっているのであれば、常時テレビのテロップで流したり、該当するURIを公開すべきだと思う。
そして、すべてにおいて「やらせ」感を感じてならない。そして、共催企業。私は、ビジネスツールとして利用しているとしか思えない。毎年参加し、いつも何らかの貢献をしている企業もあるかもしれないが、その年だけや、CMに流し、名前を売る企業がほとんどだと思う。
ただ、このような番組はやってはいけないといっているわけではない、やるならば「責任」を持った放送をしてほしい。そしてやるならば、常に福祉などに貢献していることをアピールしていてほしい。1年に1度のチャリティーで「やったぞ」と威張っているようなのはいやだ。
そして、チャリティーに参加する一般の方々、自分が募金したものがどのように利用されたかの把握をする「責任」があると思う。ただ、お金を入れるだけなら誰でもできる。それで「補助しているんだぞ」という上からのものの見方は失礼だと思う。
もし、ちゃんと援助したのであれば、直接やるべきで、できないのであれば利用されている内容を把握する。それができないのであれば、参加自体しないほうがいいと私は感じる。
いろいろ意見もあると思うけれど、こう思う人間もいることを頭に入れてほしい。本当に相手のことを思ってやることは、それなりの責任を持たないと思うんだ。
私はタダ単に文句並べただけだしw
ちなみに…
番組制作費は平均100億円前後。
寄付金は平均2億円前後。
事前CMで流れる企業からの協賛金は募金ではなく、放送局の広告収入。
えっと、何でしょねコノ数字は。